科目別勉強「体験」――社会学

1.成績動向

模試
日付模試名会社結果
2/3第1回択一ハーフ模試(国1)LEC1/4
2/17第2回択一ハーフ模試(国1)LEC 
2/24第3回択一ハーフ模試(国1)LEC3/4
3/3第1回択一フル模試(国1)LEC4/7
3/10第2回択一フル模試(国1)LEC2/7
3/17第6回択一フル模試(東京都1類)LEC4/5
3/24第3回択一フル模試(国1)LEC3/7
4/7公開模擬試験(国1)実務教育出版1/7
4/13第1回択一・記述総合模試(国1)LEC5/7
4/29全国公開択一模試(国2)Wセミナー6/7
5/11.12全国公開オール模試(国1)Wセミナー1/7
5/19第5回択一・記述総合模試(国2)LEC6/7
5/26第1回直前択一模試LEC2/2
本試験
日付試験名結果
6/9国家1種試験行政職5/7
7/7国家2種試験行政5/7
合計成績
正答率  56.5%(48/85)


(本試験限定正答率 71.4%(10/14))

 得意科目でも不得意科目でもない、といった所の科目でした。勉強は面白かったですが。


2.使用教材

教材名出版社・実施機関使用時期有用度(最高☆5つ)備考
通信講座テキスト実務教育出版12月☆☆非常に薄い参考書
通信講座ワーク実務教育出版12月☆☆非常に薄い問題集
社会学の要点整理実務教育出版12月☆☆☆ 
スーパー過去問ゼミ実務教育出版1月☆☆☆☆ 
LEC模試問題LEC2-6月☆☆☆☆☆問題演習の中心
Wセミナー模試問題Wセミナー5月☆☆☆ 
M嶋他編『社会学小辞典』有斐閣4-6月 


3.勉強経過

12月――通信講座、『要点整理』

 最初に実務教育出版の通信講座をやりました。通信講座はテキストとワークがあるのですが、両方ともに分量は多くなく、本当に全体像を浅く理解していくようなものでした。

 この勉強は2週間ほどで終わったのですが、最初の理解としてテキストだけでは足りないと思い『要点整理』という参考書を買いました。『要点整理』は教科書のような書き方の本で、ワークで解いた問題につき、例えば「家族」や「犯罪」などテーマごとに読み進めて行きました。

 途中「うーむ、これは難解だ」と思えるものもありましたが、とりあえず、あまり深く学習せずに、一通り終えることを優先させていきました。

1月――『スーパー過去問ゼミ』導入

 基礎的なことをさらっと学んだ後、過去問の演習をしようと思い立ちました。

 その時選択肢にあがったのが『スーパー過去問ゼミ』の他に『過去問500』、『セレクション』でした。結局、解説を見比べた結果、一番わかりやすく感じた『スーパー〜』を買うことにしました。また、この本の魅力は、わかりやすい表にあります。例えば集団類型のようなものを1つの表にして、各学者の主張を対比させやすいようになっていました。それは『まるごとパスワード』を詳しくしたような感じでした。

 『スーパー〜』の使用法としては、必修問題を軽く解き、要点整理を熟読した後、1問ずつ問いていくというものでした。途中、国1の最近の問題に触れ「社会心理学」にちょっとした絶望感を覚えました。「こんなの解けないし、どうやって勉強していいのかもわからない」といった感じでした。

 しかし全体としては分かりやすい解説で、苦痛な勉強にはなりませんでした。

2〜3月――LEC模試

 LEC模試ではみたことのない学者・理論や、見たこともあり学んだつもりでも全く解けない学者・理論などが沢山ありました。参考書として、筆者は『要点整理』をメインに据えていたのですが、それに載っていない学者が沢山ありました。『要点整理』に載っている部分では解説が詳しいため解けていたのですが、載っている事項自体が少なすぎました。そして「何かもっと広範囲でまとまっているものはないかな」と考えていました。

 2月に『スーパー過去問ゼミ』の2回目をやりました。やり方は前回と同じでした。2回目では、だいぶ学者ごとの区別がつくようになっていたので、気分的には楽にできました。

 3月は行政系では政治学に集中していたため、社会学の勉強はしませんでした。

4月以降――模試の復習、『社会学小辞典』導入?

 社会学についての広範な解説がある参考書を探しましたが、『バイブル』や『Vテキスト』など、いずれも決め手に欠けると思いました。結局、評判を聞いたことのある『社会学小辞典』を買い、これと『要点整理』を参考書として、模試問題の復習をしていこうと、やり始めました。

 4月の頭に実務教育の模試を受けました。これは非常に難しかったです。ウェーバーについての問題などは、知っていそうで知らない、深く突っ込んだ問題がありました。しかし、この実務教育のレベルに合わせて今後社会学をつめていこうとすると膨大な作業になることが予想され、とりあえずは模試問題だけは理解しておくことにしました。

 模試の復習はLEC模試をメインにしました。他の模試に比べて、社会心理学などからの出題は少なく、比較的社会学者に関する質問が多かったのが不安でしたが、ある意味では社会心理学の分野を極めるのは無理だと思っていたので、とにかく学者は何とかしようと思っていました。

 さて、模試の復習を進めていく時に参考にしようとした『社会学小辞典』ですが、あまり役にはたちませんでした。というのは、確かに他の本には載っていない事項の解説もあるものの、「小辞典」というだけあって解説が短く、社会学初心者には理解が難しかったです。最初のうちは、『小辞典』に戻り確認する作業をしていましたが、だんだん不毛な作業に思われてきて、途中でやめました。

 過去問でみる限り、社会学は「知っているか知らないか」という部分も大きいですが、同時に「深く知っているか」の部分も大きいと思いました。「広く深い」といった感じでしょうか。

 その点LECの模試の解説は、非常にわかりやすものでした。他の参考書に載っていない事項もありましたが、解説が長く詳しいので他の書籍を参考にしなくても十分に理解できました。社会学は「わかったつもり」が多い科目だと思うのですが、その「わかったつもり」をバシバシ突いてきたので、学者方面に関しては非常に有効だったと思います。

 4月以降はとにかく模試に時間を費やしました。他の科目と同じくらいの時間やりました。合計では3〜4回くらいはやったと思います。

 方法としては最初の方の回は単元ごと。最後の方は1日模試1回分ということでやりました。


4.社会学勉強「体験」の感想

 社会学では模試の役割が大きかったと思います。

 社会学の課題は「まとまった参考書がない」ということでした。そういった点では行政学と同様の悩みを抱えていました。

 しかし社会学の場合は、最終的に模試を参考書・基本書がわりにして「すがる」ことにより、辛うじて混乱から逃れられていたようが気がしています。

 試験の結果を見る限り、決して「得意科目」とは言い切れない科目でした。ただ、感想としてはあまり混乱することなく、淡々と勉強してきたように思います。

 いい悪いは別としてですが。


 
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