科目別勉強「体験」――総論

 これから各科目について、筆者の受験体験を書いていく予定です。このページではまずはじめに、受験生活を全体としてみた時の体験を書いていきます。つまり、各科目について書くときに重複してしまうであろうことを、このページにまとめてしまおう、という事です。

 なお、これから挙げていくのはあくまで「体験談」であり、「必勝法」ではありません。

1. 11月、実務教育出版通信講座受講

 筆者は公務員試験を受けるにあたり、実務教育出版の通信講座を受講しました。当初の目標は国1行政職だったため、その中の「国家1種公務員合格受験講座 行政コース」を受講しました。

 通信講座の内容は「実務教育出版の通信教育」に書いておきましたが、テキストとワークブックがあり、最初の1〜2ヶ月はテキストを読み込んでワークを解いていきました。

 しかし、役に立つ教材もあったものの、自分にはあわないものもありました。なので、科目によっては終えずに他の教材に手を出したりもしていました。

 この時は教養科目にはほとんど手をつけず、専門科目、その中でも特に憲法、行政法、政治学、行政学をやっていました。

 経済系に関しては「やらなくては」という意識はあるものの、全くはかどらずかなり苦戦していました。


2. 2月、LECハーフ模試の時期

 2月にはLECで「ハーフ模試」というのがあり、それを受験しました。2月だけでも3回あり、 すべて受験しました。

 この時まで政治学と憲法に自信があったのですが、模試で見事に打ち砕かれることになります。とくに政治学においては、まったく歯が立ちませんでした。「ヤバイ。本番ってのはこれくらい難しいものか…」と実感しました。

 この、模試で打ちのめされたのを期に、勉強のやり方を変えました。とにかく3月という月は、政治学・行政法を徹底的にやり直すことにしました。どの科目より多くの時間を割きました。


3. 同じく2月、Wセミナー教養予想答練受講

 友人の勧めでWセミナーの教養予想答練を受講しました。まるまる午前中を使っての問題演習でしたが、ここで得た教材(問題の数々)は後々非常に役に立ちました。本番の試験ではどれも時事問題が多かったのですが、それを解く力はここで養われました。

 しかし、この答練の復習は2月に全てやったわけではありません。主に時事系の13問(問題自体は全部で40問)を繰り返しやりました。時事の問題は他の専門科目とリンクするものだからでした。


4. 3月、LECフル模試の時期

 安定して点が取れるようにはならなかったものの、成績は少しずつ上がってきているという実感はありました。判定でも教養でA判定、総合でBがでたりはしてきました。

 この頃から、「模試を中心に学習しよう」と思い始めました。この時期になってからの奇跡的逆転は無理だと考えて、ならば模試で出ている分野だけでも完璧にしようと考えました。LECのハーフ、フル、総合模試を全て受験した段階で、専門科目の1科目の問題数は(ハーフ1回分4問)×3回+(フル1回分7問)×3回+(総合模試1回分7問)×1で40問になります。この40問で触れられている単元は完璧にしようと考えました。

 同時に教養科目も始めなくてはと思いました。しかし、これまであまり勉強していなかったせいか、時事問題(社会、経済、政治を含む)以外は危機的状況にありました。とくに数的・判断推理は全く進んでおらず、現代文・英語の点に頼っていました。

 時事問題が教養全体の点を押し上げ、判定も良かったので少し油断していました。それが、あとで後悔する原因になります。


5. 4月5月、ラスト2ヶ月の追い込み

 模試が毎週から隔週ぐらいになってきました。

 この時期から、行政系科目で手付かずだった労働経済・社会保障と、教養科目を始めました。

 またこの時期、数的・判断推理で点を取ることを諦めました。それまでは、午前中の時間を全て費やしてやっていたのですが、模試の成績も一向に上がらず、「これ以上は無駄」と判断しました。そして、『GUTS』だけを繰り返しやり、国1レベルの問題は出題範囲を絞って、自分が得意な所を確実にするようにしました。

 この頃は、財政学に手を出してみました。模試では経済原論を全く選択してきませんでしたが、勉強をしていました。ことここに及んで、「財政学の方が点が取りやすいのでは?」と考えました。しかし、これ以上科目を増やすのは危険だと考えて、ある程度の勉強、もし得意なものばかりだったら選択するということで勉強しました。実際、国2本番で他の科目に自信がなかったので財政学を選択しました。

 後の時間はひたすら模試の復習をしていました。

6. 6月第1週、模試の復習、模試の復習、焦り、模試の復習

 焦りはピークに達していたと思います。やらなくてはいけないことが、まだ山ほどあるように感じるのです。

 「あぁ、あと1週間なら新しい参考書1冊くらい出来るかな…」など新しい教材に手を出そうとしたこともありましたが、やめました。それまでやってきた模試の復習の作業も、なんとなく無駄な作業に思えてきていました。

 「気分転換」そんな言葉も頭を過ぎりましたが、これもやめました。ひたすら模試の復習だけを繰り返しました。


 そして本番を迎えました。…数週間後、結果は残念なものでした。


補. 6月以降、惰性

 あとは惰性で勉強していました。

 毎週試験が続き、どこを目標に定めたらいいかもよくわからなかったので、次の週、次の週の試験に向けて、単元ごとに復習の強弱をつけて勉強していました

 国2試験の1週間前には、教養試験とくに日本史の勉強をやりました。3日前から『GUTS』の江戸時代だけを何度も繰り返しました。


 そうして数ヶ月、特別区と国2に受かって、受験は終了したという訳です。


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