科目別勉強「体験」――政治学

1.成績動向

模試
日付模試名会社結果
2/3第1回択一ハーフ模試(国1)LEC2/8
2/17第2回択一ハーフ模試(国1)LEC 
2/24第3回択一ハーフ模試(国1)LEC3/8
3/3第1回択一フル模試(国1)LEC4/14
3/10第2回択一フル模試(国1)LEC5/14
3/17第6回択一フル模試(東京都1類)LEC3/6
3/24第3回択一フル模試(国1)LEC8/14
4/7公開模擬試験(国1)実務教育出版8/14
4/13第1回択一・記述総合模試(国1)LEC4/14
4/29全国公開択一模試(国2)Wセミナー1/7
5/11.12全国公開オール模試(国1)Wセミナー4/14
5/19第5回択一・記述総合模試(国2)LEC5/7
5/26第1回直前択一模試LEC3/3
本試験
日付試験名結果
6/9国家1種試験行政職10/14
7/7国家2種試験行政6/7
合計成績
正答率  45.8%(66/144)


(本試験限定正答率 76.2%(16/21))

 行政系科目の中で、政治学が最も得意な気がしていたんですが、上を見るとそうでもなかったようです。模試においてはなかなかすごい点数を取っています。本番の結果には満足しています。


2.使用教材

教材名出版社・実施機関使用時期有用度(最高☆5つ)備考
通信講座テキスト実務教育出版11月☆☆非常に薄い参考書
ウォーク問 政治学LEC1月☆☆☆ 
スーパー過去問ゼミ 政治学実務教育出版2月☆☆☆ 
LEC模試問題LEC2-6月☆☆☆☆☆問題演習の中心
Wセミナー模試問題Wセミナー5月☆☆ 
バイブル政治学・国際関係Wセミナー2-6月☆☆☆☆☆文字通り「バイブル」 
堀江・岡沢『現代政治学』法学書院1月☆☆拾い読み
伊藤・田中・真淵『政治過程論』有斐閣アルマ11-6月☆☆☆☆必須基本書
世界の政治・日本の政治実務教育出版11-6月☆☆☆☆ 


3.勉強経過

11月――通信教育でつまづく

 11月の中旬に通信講座が届き、「行政系ではまず政治学」と、政治学を始めました。

 しかし、いきなり挫折感を味わいました。通信講座のテキストは、学者名、理論名がそこそこ幅広く取り入れられているものの、薄いテキストに詰め込んでいるためか、説明が浅く頭に入ってくる感じはありませんでした。この時点で早くも「政治学がわからない」といった感覚になりました。

 とりあえず、テキストを一通りやれば頭に入ってくるのかと思い、読んでみました。しかし、やはりあまり頭に入りませんでした。

 苦手意識は残りましたが、一応テキストを終えたということもあり、12月には政治学の学習はしませんでした。


1月――『ウォーク』問導入

 問題演習でアウトプットの訓練をしなければいけないと思い、『ウォーク問』を買いました。といっても、買ったのは11月でしたが。

 最初は『セレクション』(Wセミナー)を使おうかと思いました。国1の過去問で、もっとも問題数の多いものだったからでした。しかし、あまりの解説の雑さに、身にならないと感じてやめました。

 問題集を買う時にはいろいろと悩みました。『ウォーク問』の他にも、『スーパー過去問ゼミ』『GUTS』『専門科目別問題集』等いろいろあったんですが、直感で決めました。

 問題を解く方法としては、ガンガン解いていきました。解説は非常に詳しく感じたので、1問1問確認しながら解いていきました。参考書として使えるものが、手元にはまだなかったので(分野によっては『世界の政治・日本の政治』を利用)解説が詳しかったのは良かったです。

 この『ウォーク問』の解説は非常に詳しく感じました。それまで実務の通信教育の解説を見ていたせいもあるのですが。

 しかし、問題を解いているうちに、自分にはまだまだ基礎的理解が足りていないんじゃないかという思いは強くなりました。演習ではじめて見る学者が多く、なんとなく丸暗記の作業、ドリル的作業をしている気分になってきました。解説は詳しいのですが、バラバラに理解しているという印象が強く、少し不安になりました。

 ただ、正答率自体は悪くなかったので、どっかで自信も持っていました。


2月――LECハーフ模試。『スーパー過去問ゼミ』導入

 LECのハーフ模試が始まり、根本的理解が不足しているという不安は大きくなりました。そこで問題集であり、解説もついているということで『スーパー過去問ゼミ』を買ってやりました。同時に『バイブル政治学・国際関係』も買いました。

 模試が始まった時点では、『スーパー過去問ゼミ』をやっていました。必修問題の後の解説も図解されていて、わかりやすかったのですが、模試では想像以上に深い問題が出てきて、それには対応しきれない感じがしました。

 ここにきて、政治学の深さに触れた気がしました。とはいっても学問的に深いとかそういうことではなく、「こんな深いところまで出題されるのか」といった驚きでした。

 それまでは、どちらかというと「知らないなぁ。見たことないなぁ」といった「まだやってないから難しい」という印象を政治学にもっていました。「ちょちょいとやればできる」と思っていた、言い換えれば「政治学を舐めていた」訳です。

 ところが模試を受け、政治学の難しさはその範囲の広さだけではなく、奥の深さにかなり関係があるという気がしてきました。模試がいいパンチになりました。

 政治学に関して、ここで完全に苦手意識をもちました。しかも国1の政治学出題は2分野14問。経済系が苦手である以上、絶対に避けて通ることができない科目だけに、焦りは大きかったです。

 ただ、LEC模試の解説が詳しかったことは唯一の救いでした。問題は難しかったですが、解説を読むことにより理解できたのでよかったです。問題が難しくて解説が雑では、ただ不安が煽られるばかりですから。

 2月のハーフ模試3回を終えた後、「3月は政治学月間にする」と誓いました。


3月――「政治学月間」。LECフル模試

 3月は、何はさておき政治学を集中的にすることにしました。

 政治学が苦手なのは根本的に理解が足りていないことに原因があると考え、参考書を読み込んでいくことにしました。といっても、じっくりと読んでいくのではなくて、全体像を把握するように読みました。

 使った教材は『バイブル政治学・国際関係』と『政治過程論』の2冊。マーカーで線を引いたりすることなく、流し読んでいきました。それぞれ1週間ずつで読み終えました。筆者としては、両方とも良書だったと思います。この後『バイブル政治学』の方を参考書のメインとして使いました。模試の復習をする際にも、ノート代わりとしてどんどん書き込んでいきました。『政治過程論』は、公務員試験全般で大いに役に立ったと思います。最近の政治学は難化しているからです。

 LECのフル模試では成績があまり振るいませんでした。しかし、参考書を読み込んでいく中で「着実にやっている」という実感はあったので、「成績が上がるのはこれからだ」と思っていました。不安は以前よりはありませんでした。

4月以降――模試の復習、最新時事把握

 4月以降は模試の復習を繰り返しました。政治学は範囲が広く、より多くの問題がでている『専門科目別問題集』(実務教育出版)や『GUTS』(Wセミナー)を買おうかとも思ったのですが、手に負いきれなくなるのでやめました。

 また、このころから、時事系の事項を暗記しようと考えました。東南アジア各国の首相の変遷などは、名前が複雑で覚えづらく、すぐ忘れるのでこの時期に集中して覚えました。

 一時期、前掲『セレクション』(Wセミナー)をやったこともありました。終盤に来て、問題演習の中心に過去問を取り入れなくてはいけないという思いからでした。

 前回、1月頃に解説が詳しくないとやめた『セレクション』。しかし、掲載問題の後編は、そこそこ詳しい解説が載っていました。これをやろうと考えました。

 しかし途中で挫折してやめました。理由は比較的問題が簡単に感じられたことと、やはりそれでも解説が不十分に感じられたことでした。(まぁ、本当に国1行政職に受かる人は、これくらいやらなければいけないのかなぁ、と今では思いますが)。

 模試の復習方法は、最初の方は全模試の中から項目別に問題を集めて解きました。例えば、「議会制度」だったら、議会制度の問題を集めて解きました。その際には、傍らに『バイブル』や『政治過程論』を置いて、その都度参照していました。終盤は、1日模試1回分(ハーフは2回分)と決めて、問題演習をしていきました。

4.政治学勉強「体験」の感想

 政治学の学習では模試の存在が一番大きかったと思います。

 自分が集めた問題の中で、一番難しい問題が模試問題でした。最近の公務員試験全般の難化傾向から考えて、過去問は少し簡単な部類に入るようです。これを活用したというのが一番大きかったと思います。



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