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科目別勉強「体験」――行政法
1.成績動向
得意と思ったり苦手と思ったり、とにかく忙しい科目でした。本番の結果には…国1で0点だったので満足していません。 2.使用教材
3.勉強経過 12月――通信講座学習開始憲法が一通り終わった後、次に行政法を通信講座で勉強しはじめました。 まずはテキストで行政法の全体像を掴み、ワークで演習という形を取りました。その際はワークの問題が少なかったことから、1問1問ノートに貼り付けて解説を書いていきました。そして出てきた判例は『判例六法』(有斐閣)で確認していきました。 通信講座の中で、行政法が一番分かりやすかったように思います。テキストとワークを終えるのに結局2週間程しかかからなかったのですが、「学んだ」という実感はありました。「得意になるかな」という予感がありました。 1月下旬――『スーパー過去問ゼミ』導入 通信講座だけでは問題演習が不足するからと、『スーパー過去問ゼミ』を買いました。 『スーパー〜』では、解説もついていたので、演習中心というよりは、さらなる理解を目指しました。最初の1〜2章は行政法全体の概論のような所で、ここは行政法全体をもう一度理解してからと最後に回し、その後の所から1問1問といていきました。方法としては、ノートに問題を貼り付けることはせず、ガンガン解いていきました。 なんとなくですが、「実力はついているな」という感覚はありました。 2〜3月――LEC模試 2月からLECの模試が始まりました。 模試を受けた感想は「どうやら自分、行政法は得意ではなかったらしい」というものでした。自分では理解しているつもりなのですが、模試でほとんど点がとれませんでした。 これには少し悩みました。苦手意識はないにも関わらず、点が取れないというのはどういうことかと考えました。 そして「どうして解けなかったのか」と、解けない理由を考えた結果、自分には深いところでの理解が足りていないという結論に達しました。行政法は覚えることが非常に多い科目ですが、試験に問われる所はそれほど多岐には渡っていません。また問われる「引っ掛け」の部分もある程度パターン化されています。そんな中で、筆者はそういう点にあまり意識をせずに、全体を満遍なく(広く浅く)理解していた為に問題が解けないと判断しました。 『スーパー過去問ゼミ』は1月下旬、2月下旬と2回やりましたが、この結論に達して、以降は使用しないことにしました。これは『スーパー〜』という教材が役に立たないからというよりも、基礎全体をさらっと理解するには役立ったが、詰めの段階に入るにあたり、その使命は終わったという考えからでした。実際このあと原田『行政法要論』や『公務員行政法』を学習していくにつれて、1月下旬に分かりやすい思った『スーパー〜』の解説を物足りなく感じていくことになります。 3月下旬、ここにきて行政法の「メリハリ」というものを感じました。それまでは「行政法」という大きな括りで見てきて「えらく膨大な量を学ばないといけないなぁ」と感じていたのが、学んでいくべき分野というのが大まかに見えてきました。それは膨大な量には見えませんでした。 ただ、行政法に展望が見えたかというと、そういうわけではありません。自分の中ではある意味「ふりだし」に戻った感覚がありました。今でこそ『スーパー〜』も一定の役割を勉強で果たしたと評価できますが、当時は「『スーパー〜』にとんだ時間を費やしちまった。これからやり直しだよ」と思っていました。 なので、この時の心境としては、行政法全体を得意にするのを諦めて、とにかく頻出分野だけでも理解していこうというものでした。 3月中旬に原田『行政法要論』を理解用として、同下旬に『公務員行政法』を演習用として買い、4月からの演習に備えました。 上の参考書一覧の有用度では『スーパー過去問ゼミ』が☆☆と低評価になっています。これはある程度の役割を果たしたが、やはり解説は不十分だったと思うということでつけました。「序盤は『スーパー〜』でなきゃだめ」というものではありませんよ、との評価だと思ってください。 4月以降――『公務員行政法』、模試の復習 4月以降は、『公務員行政法』とLEC模試の復習をひたすら繰り返していました。 『公務員行政法』は演習問題の方を主に使っていました。この本では要点整理の部分もあるのですが、記述が箇条書き風なので勉強が進んでいないと理解できず、使いませんでした。終盤で文章の形で要点を復習する時間がないときに、その箇条書きの部分の解説で要点を「思い出す」時には使えると思います。ただ、「撤回」と「取消し」など、間違えやすい項目を対比して説明してある所などは、ビジュアル的で非常に理解しやすかったので利用しました。 勉強方法としてはガンガン解きました。1回目は1日に1〜2項目と決めて解きました。最初の1回はよくよく理解するように努めました。2回目、3回目は1日あたりの項目数を増やしました。最初の1回目で理解していたので、2回目3回目はそれ程時間はかかりませんでした。 そして、『公務員行政法』や模試の復習の際には、傍らに『行政法要論』を置いて、都度参照していました。『行政法要論』は通説と異なる部分もあるということですが、学問的な考察のほかにも、現代社会における法適用について個人的な見解などが書いてあり、ただの解説書でない雰囲気があり、読んでいて面白いです。利用法としては、問題演習最初のころは、事項について体系的な理解をするべく、その項目について全体を読んで、ある程度学習が進んだら、辞書的に使いました。 5月以降は、国1試験で憲法・行政法併せて7問(憲法4問、行政法3問)ということもあり憲法と1日交代で勉強していました。 専門記述のある特別区試験の1週間前からは『公務員行政法』の論述対策の所を学習しました。本番では「行政指導」がほぼそのまんまでました。 4.行政法勉強「体験」の感想 行政法では、だいぶ遠回りの勉強をしたという実感があります。行政法という科目の勉強の要点、つまり試験に出やすい所にたどり着くまでに、時間がかかりました。ですが、頻出問題から先に勉強すれば、成果がでたかどうかはわかりません。回り道と思える『スーパー過去問ゼミ』での学習があったからこそ、基礎的なことを全体的に浅く広く理解した後だからこそ、頻出問題を集中的にやればよかったという結論に達したのかもしれません。 行政法という科目に関しては、経済原論と同様に、範囲の膨大さ、各事項のつながりの薄さというものが、勉強を大変にしていたと思います。やはり勉強していくと「あぁ、行政法ってどこまでやればいいのかなぁ」という思いがしていました。その点では、模試においてメリハリというものを感じられたのは良かったと思います。 1月下旬の得意科目の気分のまま本番にならなくてよかったです。得意だと思っていて、苦手だと気付いたのが本番…というのはつらすぎです。 |