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科目別勉強「体験」――行政学
1.成績動向
波の激しい科目でした。苦手意識のほうが強いと思います。 2.使用教材
3.勉強経過 11月下旬――通信講座開始行政系科目では、政治学に続き行政学をやりました。 まず最初に実務教育出版の通信講座のテキストとワークをやりました。これらは非常に薄い教材で、要点がまとめられているというよりも、羅列されているといった印象でした。 1月――『頻出問題』導入 実務教育の通信をなんとなく理解しましたが、その後の教材に迷いました。問題は、このまま過去問演習に入った方がいいのか、それとも基礎事項の理解をもう少しきちんとした形でした方がいいのか、ということでした。 そして、通信のワークを基礎に据えるのに不安を覚え、基礎をもう少し固めようと、『行政学の頻出問題』を買いました。選んだ理由は、この頃筆者は、教材選びの基準に実務教育出版の『学習スタートブック』を用いており、その中でよいとされていたからでした。 『頻出問題』は主に、参考書として読み込みに使いました。最初に必修問題、後ろに練習問題と『スーパー過去問ゼミ』のような構成になっているのですが、問題の方は古く、解説もそれ程詳しいものではないので使いませんでした。必修問題を軽く確認して、要点整理の部分を1日2〜3ぐらいづつ読み進めて行きました。 ぶつ切りの知識になりがちなものの、各項目の大枠は理解できたと思います。 2月下旬――『セレクション地上・国2』導入、模試の時期 一応の基礎をつけた次の段階として、問題集を探しました。 選択肢は『GUTS』『セレクション』『ウォーク問』でしたが、過去問を探していたことと、ちょうどその時Wセミナーの教養答練に通っていたこともあり『セレクション』を買いました。『セレクション』は国1用と地上・国2用を買ったのですが、主に使用したのは地上・国2用でした。国1用は、解説がほとんど改訂されておらず、そのまま解説を読むと昔の制度・事情を覚えてしまいそうなので利用しませんでした。 『セレクション』は単元別に過去問が集められていて、1単元を集中的に演習することができました。うろ覚えの事項でも、すこし違った角度から立て続けに問われると理解は深まっていきます。勉強方法としては、ガンガン解いていきました。問題数も少なくないので、とにかくスピードをつけてこなさないとだらけると思いました。傍らに西尾『行政学』を置いて、軽く参照しながら解いていきました。 また、模試ですが、『頻問』『セレクション』でみてきた問題と観点が違うという印象がありました。各国の行政制度、地方自治、行政学理論などについては共通なのですが、模試にはNPM、環境行政など新しい分野の問題が多かったです。まぁ、最近の公務員試験の過去問などを見るに、当然の出題なのかなと思いました。 3月――模試本格化 模試において、新傾向の問題は沢山だされました。 それに伴って、勉強の方針をこういった新しい分野の勉強を重点的にしなくてはならないという気がしてきました。また一方で、行政学者についての深い理解も必要だなと思いました。 このころの模試の結果は、あまり良くありませんでした。「弱点の発見」というよりも、今までの自分の勉強が足元にも及ばないと宣告された気分でした。理解不足分野は行政学理論から始まり、今日の行政組織、新しい行政学の考え方など多岐に及んでいました。 そうなると、今後の勉強方法を考えなくてはなりません。そこで考えついたことが、これまでの参考書は西尾『行政学』を除いて簡単すぎるという点、そして自分の知識は多分にぶつ切りであるという点でした。 前者の、問題の難化に対応するために、学ぶべき教材を模試と西尾『行政学』をメインに据えることにしました。新傾向の問題に対応するために、新しい分野についての記述が豊富な基本書を買うことも検討しましたが、行政学だけに多くの時間をかけるわけにもいきませんでした。おそらく時間のない中で沢山の教材に触れても消化不良になるだけだろう。ならば、模試と西尾『行政学』だけは自分のものにしようと考えました。また、模試に絞ったのは、それ以上難しい問題がなかったからです。 後者については体系的に書いてある参考書として『Vテキスト』を買いました。『Vテキスト』の解説は一般的なもので、絶賛するほど詳しいものではありませんでしたが、「流れ」を理解するには良かったと思います。また、試験には行政改革の臨調の長の名前が問われることもあるのですが、この本では行政改革史のようなものがまとめられており、重宝しました。 3月は模試の復習(その週受けた模試の復習)に時間を費やしていました。 4月下旬――模試の復習 4月以降は模試の復習を、ひたすら繰り返しました。 3月に計画を立てたものの、問題は少なくありませんでした。たとえば、難化傾向に対応するために模試を中心にしたものの、そうしたことにより知識はぶつ切りになりがちでした。これには、ノートにまとめるようなことはせず、模試の反復で何とかしようと考えていました。 また、『Vテキスト』による体系的理解という点も難しいものでした。最初から『Vテキスト』をやっていなかったせいか、学ぶほどに頭が混乱していきました。 混乱ということでいうと、行政学全体に混乱していました。制度や、その背景にある思想を学んでいくうちに、自分の頭は堂堂巡りをしている感覚になりました。1つ1つ知識が「積み重なっていく」というよりは、知識達が辛うじて手をつなぎあっている感覚でした。それは、つまり1つの知識が危うくなると行政学全体の知識がめちゃくちゃになってしまうようなものでした。 最終盤ということで、焦りも混乱を導いたのかもしれません。 模試の復習方法としては、ほぼ全科目共通。最初は単元ごとに問題を集めて、参考書・基本書を総動員して解いていき、次に「第〜回」というのを一まとめにしてガンガン解いていきました。 4.行政学勉強「体験」感想 行政学学習の混乱の原因として「すがるべき参考書が見出せなかった」というのがあると思います。問題に関してはLEC模試で十分でした。しかし、参照すべきものとして最後の最後、心中してもいいという参考書・基本書がありませんでした。これはノート作りを拒否してきたことにも関係があるような気がします。憲法、行政法、政治学といった科目は、ノートを作らなくても「これさえ!」的な参考書が見つかりました。おそらくそのような科目には「ノートは不要」でよかったのでしょう。しかし、行政学はそうはいかなかったということなのだろうと思います。行政学全体に対してノートを作る必要はなかったのかもしれませんが、最新時事部分(制度改革、地方分権推進など)に関しては作った方がよかったのかな、という気がしています。 |