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使用した参考書について
私が使用した参考書について、感想を書きました。あくまで私の実体験に基づいての記述なので、すべての人にあてはまるわけではありません。そのことに注意しつつ、よかったら参考にしてください。 注. 本文中の「レベル」は行政職受験でのレベルです。なので法律系、経済系に関しては国Tレベルと書いてあってもそれは法律職、経済職のものではなく行政職のものです。 専門科目 『バイブル政治学・国際関係』(早稲田経営出版) 政治学・国際関係 国U・地上〜国T基礎レベル オススメ度(政治学)☆☆☆☆☆(国際関係)☆☆☆ (政治学)政治学の幅広い領域を網羅している参考書。最近の難化傾向に対応して、細かい概念なども説明してある。使い方としては、一度さらっと通読したあと、模試や問題集などの知識を確認するといった方法。国Tをこれで網羅するのは無理。政治史の分野や最新の政治過程論は手薄。地上・国Uはこれで十分だと思う。 (国際関係)国際関係を理論・機構・歴史と一応網羅している参考書。国際関係理論と国際政治史(軍縮史、EU史などを含む)は他の部分より記述が詳しく有用。一方、国連、EUを除く地域機構、人権問題、環境問題などは簡単な記述にとどまる。一度通読して、必要部分だけ(主に詳細な記述がある理論と歴史分野)問題演習の際に参照するといった使い方をした。 『まるごとナビゲーション世界の政治・日本の政治』(実務教育出版) 政治・行政学・国際関係 国U・地上〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 主要欧米先進国の政治制度(立法過程・選挙制度等)や政治史(戦後の各国史)、地方自治制度などがまとめられた参考書。各社の模試もこの本を参考としている問題がいくつか見られる。一度目を通したあと、問題演習の際に参照した。地上・国Uと国Tでは使い方を分けた方がいいと思う。 堀江湛・岡沢憲芙『現代政治学』(法学書院) 政治学 国Tレベル オススメ度☆☆ 基本書。地上・国Uでは不要。数多くの学者や理論が網羅されているのはいいが、各項目・学者が1〜2行でまとめられていることも多く、これで学者とその理論を覚えていくのは苦痛だった。項目を絞って(例えば圧力団体とか選挙制度とか)読むにはよいかも。 伊藤光利・田中愛治・真淵勝『政治過程論』(有斐閣アルマ) 政治学・(行政学) 国U・地上(難)〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 国T必読。最近の理論が載っている基本書。とは言っても内容的には難しいものではなく、他の受験参考書で出てきた項目に最新理論がプラスαされたものと考えればいいと思う。ゴミ缶モデルや新制度論などは受験参考書にはなかなか載っていないが試験にはまれにでる。そこを埋めていく本だと考えればいい。 『セレクションシリーズ政治学』(Wセミナー) 政治学 地上・国U用、国T用2冊 オススメ度☆☆☆ 過去問題集。地上・国U用と国T用の2冊ある。(国T用について)10年分以上載っているが、古い年度の問題は解説が短く、全体的に誤植が多い。ただ、これだけの年度分の過去問を市販で買うことが出来るのは貴重。 『ウォーク問(政治学)』(LEC) 政治学 地上・国Uレベル オススメ度☆☆☆ 過去問題集。問題数はとにかく多く、かなり古い年度のものまで収録。解説は一定の分量があり、そこそこわかりやすい。じっくり取り組むというよりは、スピードをつけてがんがんやっていく方がいいと思う。感覚としてはドリル感覚。しっかり基礎をつけてから取り組まないと、非常に苦痛に感じる。 『スーパー過去問ゼミ 政治学』(実務教育出版) 政治学 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 過去問題集。問題数は少なめだが、各単元の必修問題の後に要点整理がついている。紙面の都合からか、それほど詳しくはないが、単元の大枠はとらえることができる。いきなり取り組んでも、要点整理がある分、苦痛なく進めることができる。問題の解説もそこそこ詳しい。 西尾勝『行政学(新版)』(有斐閣) 行政学 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆ 定番の基本書。最近改訂され省庁再編や地方自治の拡大などについても記述がある。網羅的に詳細に記述がなされているので、気合入れて最初から覚えていこうとすると苦痛。他の受験参考書の理解を深める為に利用した。 『重要テーマ別 行政学の頻出問題』(実務教育出版) 行政学 地上・国U〜国T基礎レベル オススメ度☆☆ 参考書兼問題集。問題は古いためあまり使えないが、要点整理部分ではその単元の大枠をつかむことができる。項目ごとに独立しているので、やりやすい面もあるが、行政学の歴史的部分では全体が見えず、混乱した。全体的にそれほど深い説明はなされていないので、学習の導入時期には非常に役に立ったが、ある程度学習が進んだら不足を感じた。 『公務員Vテキスト行政学』(TAC出版) 行政学 地上・国U〜国T基礎レベル オススメ度☆☆☆☆ 毎年改訂されている参考書。単元ごとに全体像がつかみやすく、また説明も詳しい。他にはない特色として地方自治の歴史や行政改革の歴史の詳しい解説がある。毎年改訂されているだけあって、最新の事情も簡単な説明ながら記述されている。 『セレクションシリーズ行政学』(Wセミナー) 行政学 地上・国U、国T用2冊 オススメ度☆☆☆ 過去問題集。地上・国U用と国T用の2冊ある。(国T用)10年分以上載っているが、古い年度の問題は解説が短く、全体的に誤植が多い。(地上・国U用)こちらは国T用と違って解説が詳しい。…両方に言えることは、制度が変わってしまっても、こまめに改訂されていないこと。気をつけないと昔の事情・制度を覚えてしまう。 芦部信喜『憲法』(岩波書店) 憲法 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 定番の基本書。解説もわかりやすく、読みやすい。各条の解説の後ろにある細かい字の解説は、過去の重要判例などが載っていて、これが試験でよくでる。通読用にも使え、また問題演習の参照用に使えた。 『スーパー過去問ゼミ憲法』(実務教育出版) 憲法 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆☆ 過去問題集。必修問題の後に重要事項・要点整理があるが、この要点整理がポイントを抑えてあり有用。問題の解説もそこそこ詳しい。憲法学習導入の1冊としてはかなり使える。 『公務員憲法』(早稲田経営出版) 憲法 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆ 参考書。憲法各条の解説、学説解説、判例とその解説が豊富。問題演習の参照用に、該当個所にマーカーで線を引くなどして利用した。学説解説では根拠や反対意見などの記述も詳しい。1ページ目からちくちく学習するのは苦痛。あくまで参考書、辞書代わりとして使用。 『公務員行政法』(早稲田経営出版) 行政法 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 参考書兼問題集。各単元の解説が箇条書き調なので、確認用として利用。最初のページからちくちくやるのは苦痛。問題は国T・U、地上の過去問と、予想問題。行政法全体の確認として使うには、問題量も適当であり、また問題解説も詳しい。学習の後半の演習用に最適。 『スーパー過去問ゼミ行政法』(実務教育出版) 行政法 地上・国U〜国T基礎レベル オススメ度☆☆ 過去問題集。必須問題、要点整理、過去問の順にならぶが、要点整理と問題の解説が若干わかりづらく、短い。行政法学習の初期には解説が詳しく感じるが、進んでいくうちにそうではないような気がしてくる。学習の導入としては使えるが、中盤以降は物足りなく感じた。 『スーパー過去問ゼミ ミクロ経済学』『同 マクロ経済学』(実務教育出版) 経済原論 地上・国U(〜国T基礎?)レベル オススメ度☆☆☆☆ 過去問題集。必修問題と要点整理、問題から成る。経済学の概念的なことには極力触れず、「経済原論の問題を解く」という点に特化した解説は、経済学が苦手な身にとってはとっつきやすい。繰り返すうちに、「細かい事情は良くわからないが、それでも問題は解ける」という状態になる。経済学学習の最初から使い、最後まで使った。 『速攻!まるごと経済学』(実務教育出版) 経済原論 地上・国U(〜国T基礎?)レベル オススメ度☆☆☆☆ 参考書。『スーパー過去問ゼミ』の必修問題部分と要点整理部分だけをとりだし、さらに詳しい解説をつけたような本。また単元的にも多く載っている。試験日に持っていくのに『スーパー過去問』2冊は重いが、これなら持っていける。 『はじめて学ぶ国際関係』(実務教育出版) 国際関係 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 基本書的参考書。国際関係理論、国際機構、国際政治経済史が収録され、国際関係の主要部分が網羅されていて、学習の最初としては有用。一回通読した後、問題演習の際に参照するなどして利用。ただ、出版年が1997年と若干古く、EU関連やWTO関連には対応できない。 橋本光平『[図説]国際情勢早わかり2002』(PHP) 国際関係 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 国際関係の時事対策本。年度版が毎年でている。国際関係は、最新の時事を把握するのが難しいため利用した。今年は中東和平やイスラム原理主義、MDと軍縮、環境問題。教養書のためわかりやすい。 『社会学の要点整理』(実務教育出版) 社会学 地上・国U〜国T基礎レベル オススメ度☆☆☆ 基本書的参考書。社会学学習の際、最初に通読した。わかりやすい所とそうでない所が分かれる。何度も読んで内容を暗記するというより、一読してその後、問題演習をしながら、その単元の「流れ」を理解するために読むという感覚。新しい本ではないため、最近の社会問題的視角からの記述はない。 『スーパー過去問ゼミ社会学』(実務教育出版) 社会学 地上・国U〜国Tレベル オススメ度☆☆☆☆ 過去問題集。平成の過去問を収録。必修問題(過去問)、要点整理、問題演習(過去問)という構成。要点整理は非常に使いやすい。問題の解説も詳しい。確認しながら演習できるので学習初期から使える本。 |