面接参考文献

 ここでは、筆者が面接の際に利用した本について紹介します。中には直接面接と関係の無い本もあります。

 このページでは、管理人そもさの一人称を「管理人」で統一させます。他ページと同じく「筆者」とやると混乱を招くかもしれませんので。



中谷彰宏『面接の達人』(ダイアモンド社)


 いわゆる「面達」といわれているベストセラー本です。「バイブル編」「電話のかけ方編」「女子編」など、いくつかの本に分かれています。内容としては「『志望動機』と『自己PR』を軸として面接を乗り切る」というようなことが書いてあります。

 この本は、ざっと読んでいくと「面接ってこういうものなのかぁ」という理解が得られます。ただ、人によっては、一読したときに違和感を覚える場合もあるかもしれません。人によっては「マスコミ受験向けの本だ」とか「自己主張が強すぎる」といった批判もあります。確かに一読して、「批判はもっともだ」と思う部分もあります。

 しかし今では、この本の本質はもっと違うところにあるんじゃないか、つまり「強引な自己主張」的な部分が本当に言いたいことではないのではないか、という気がしています。というのは、著者の主張に一貫性があるとするならば、この『面達』だけ、奇異な存在に思えてしまうからです。つまり、「強引自己主張型」とこの本を断じてしまった場合、他の著作から大いに浮いてしまうのです。

 『面達』では、同書を繰り返し読むことが推奨されています。一読ではわからない、勘違いしてしまう部分が大いにあるということです。

 さて、管理人は『面達』を繰り返し読むことの他に、中谷彰宏さんの他の著書を読むことをオススメします。特に恋愛論、例えば同者著『昨日のノーは、明日のイエス』、『運命の人(ソウルメイト)と結婚するために』(以上、三笠書房)等を読むのがよいでしょう。そして「恋愛」「恋」「愛」の部分を「面接」に置き換えてみると、意外なことがわかるかもしれません。また、ここでの記述から『面達』を読むヒントが見つかるかもしれません。

 反対に、読んでよくわからないが、「有名な『面達』だから」と丸暗記、真似出来るところを探して実践するようなことはしない方がいいと思います。心の中で違和感を持ちながら、面接現場で実践するのはよくありません。『面達』は妄信する為のバイブルではありません。他の参考書についても言えることですが、自分にあった面接法を編み出していくことが、何より大事だと思います。

 管理人は、結局『面達』を読み解くことの無いまま面接を終えました。付け焼刃の知識としながら。それは非常に後悔しています。それは「変な信じ方(妄信)」を自分が実践したからです。


秋月めぐる『面接Q(クエスト)』(小学館)


 管理人はこの本を立ち読みで済ましてしまった(マンガゆえ)ので、手元に無く、細かい記述ができませんが、非常に為になる本です。

 この本は、管理人が面接についてよくわからなくなっていたときに読み、非常に参考になったマンガです。主人公の元人事コンサルタントが、面接について悩める人達に助言していく、といったストーリーになっています。

 この本では「志望動機」「自己PR」というものについて、従来の考え方(と思われているもの?)に対して、真っ向から批判してきます。「自分のほめ言葉をベラベラ喋るのなんて気持ち悪い」的な発想から、面接について考えさせられます。

 「面接」というものについて学び、いまいち理解できず「自己PR」「志望動機」「プレゼンテーション」「模範解答」をなんとなく覚えてしまった、固定観念が出来上がってしまった、という人は多いと思います。そんな人に対して、この本はもっとも有効に働くような気がします。読むと「気が楽になる」と同時に「ふと考えさせられる」本です また、この本の内容を頭に入れておくと、本番でもあまり緊張することなく面接に当たることが出来ると思います。

 小さな書店ではあまり見かけない本ですが、マンガであっという間に読めてしまうので、一読しておくとよいでしょう。


キャロリン・ハックス(桜田直美訳)『カレとカノジョの 禁 カタログ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)


 この本は面接本ではなく「恋愛相談本」です。新聞の連載コラムで、読者からの恋愛相談に答えていくというものが本になった、というものです。

 基本的に、この本全体として面接に直接役に立つものはありません。ただ、冒頭の相談事に対して「恋愛相談をハウツー本に頼るのはやめてちょうだい。それよりかは芝居を見たり、音楽を聴いたりしてセンスを磨くことをオススメするわ。あんたの恋人がハウツー本を読むあんたと芸術のセンスを磨くあんたのどちらを望むかといったら…決まってるでしょう?」(本文のママではないが、こんなニュアンスだったと思う)といった部分が非常に心に残ったので「参考文献」として挙げておきます。

 やはり面接対策としては、自己修養が一番なのかなと、いう気がします。



田坂広志『意思決定 12の心得』(生産者出版)


 面接向けの本ではなくて、経営者、マネジャー向けの本です。

 ただ、この本でも面接で使えそうな所があります。社員は上役に対して、自らの企画をプレゼンテーションして採用してもらおうとします。そんな部分は面接でも使えそうです。

 特に使えそうな部分の見出しを挙げると、「第六の心得 論理を語るのではなく、心理に語りかける」「第七の心得 説得するのではなく、納得をしてもらう」「第八の心得 計画への信頼ではなく、人間への信頼を得る」です。本文を読まなくても、タイトルだけで十分説得力を持っていますが、読んでみると更に納得することができます。

 管理人は自己PRについて、かなり悩みました。その中で「論理主義」「説得主義」的な考え方で進めていったと思います。「論理さえ通っていれば面接はOKだ」といった考えでいたのですが、どうやらそうではなかったようです。論理を通して万全に自己PRをしても、面接官にしてみれば説得「されてしまった」といった屈辱を与えているかもしれないわけです。やはり面接は心情的な部分が絡んでくる以上、説得したされただけでは上手くいかないでしょう。

 *補記 03年1月に確認した所、PHPで文庫化されたようです。



小沼俊男『あなたを磨く話しことば NHK CTI日本語センター 面接―心に触れる自己表現―』(NHK出版)


 一言で言えば面接対策本です。

 この本では実例が豊富です。面接で受験者が発言しがちなものが列挙され、その改善点などが説明されています。

 この本で感じることは、面接を受ける前に会社の研究を十分に行い、その中で、受ける業界・会社で何が出来、何をするのかを理解することがいかに重要かということです。

 一般に就職活動する際には「なんとなく」で活動する場合が多いような気がします。自分で大まかにその業界についてイメージして、そのイメージにのっとって行動しがちです。しかし、それではいけないということを、この本を読んで感じます。

 またこの本は、各企業の人事担当者の声を多く掲載しています。面接本ではよく「人事担当者はこんな所を見ている」といった書き方がされますが、やはり実名で語られる言葉には説得力があります。具体的にはメリルリンチ日本証券株式会社、日本IBM、野村證券、NHK、日本テレビ放送網株式会社などがあります。




【番外編】

Yahoo!パーソナルズ


 これは本ではなく、検索サイト「Yahoo!」の友達募集コーナーです。ここでは、いろんな人たちが友達募集をしており、その自己PRなどを見ることができます。

 そしてここを見ると「自己PRの難しさ」というものが実感できます。条件をある程度絞っても数百件とヒットしますが、そのなかで「これはいい!」とか「記憶に残るなぁ」という自己紹介はごく稀です。自己PR作りの参考(文面を利用するという意味ではなく)になると思います。

 ただ、管理人そもさとしては、面接の参考として見るときは「あ〜、こんな事書いてる奴がいるよ!」と、友達募集している人を小ばかにするような見方は避けて頂きたいと思います。「友達募集」を「面接対策」として紹介してしまっていることに、少し罪悪感を感じていますので。


Koufuri topへ戻る

[PR]話題の新車を無料プレゼント中:必ず当る抽選会!今すぐ応募で簡単GET