受験情報を手に入れる

 独学で一番困るのが受験情報を手に入れることです。しかし、インターネットでもその手の情報を発信している所は多く、十分な情報を手に入れることができます。以下、情報誌(本)、インターネットなどの情報収集について述べてみます。

1.書籍

 一番気楽に、環境を選ばずに手に入れられるのが情報誌や本などの書籍です。その書籍についてもいくつかに分類することが出来ます。

出版社・予備校の月刊誌

 まず最初に出版社・予備校の月刊誌が挙げられます。出版社、予備校といっても、定期的に発行しているのは(筆者の知る所)実務教育出版『受験ジャーナル』早稲田経営出版『Civil Service』だけです。前者は大抵の書店にありますが、後者はちょっと大きな書店にしかない気がします。

 これらの雑誌は、受験情報をタイムリーな形で提供しています。受験日程の詳細や、国家1・2種試験の試験委員などが発表されるやいなや、紹介されます。細かい日程チェックには役に立ちます。

 また、科目別の学習法、お勧め参考書、誌上講座、誌上模試などが掲載されており、使える講座などでは役に立ちます。例えば、実務教育出版の『受験ジャーナル』誌上での現代文講座(出口先生による)は、筆者としては非常に役に立ったと思います。早稲田経営出版の『Civil Service』では合格体験記の記述が細かく、各試験ごとの座談会などは有用だったと思います。

 しかし、当然というか、出版社・予備校が発行しているゆえにある欠点があります。それは簡単なことで、要は自分の所を良く書く傾向があるいうことです。他社の参考書に触れないという形で表れることもあります。

 そのため、ある1冊だけをバイブルのようにしていると、その出版社・予備校のシンパになってしまうこともあるかと思います。おそらく、公務員試験を効率的に突破するためには、1社の参考書・問題集だけでなく、各社のいいとこどりをしたほうがいいと思うので、幅広い視野を持ちつづけることは大事だと思います。

いわゆる受験本

 「公務員必勝法」だとか「絶対受かる公務員」だとか、そんなタイトルの書籍です。厚さで2〜300ページくらいでしょうか。

 定期刊行ではないので、試験日程などには触れていません。それよりも、受験における心構えだとか、どんな参考書を使ったらいいかということが書いてあります。

 ある程度は有効に使えます。ただ、この分野の本は沢山あるため、ある程度知識があったほうが有効に利用できるのではないかと思います。そうでないと変に知識がある状態になります。

 注意することとしては、神がかり的なことが書いてある本には騙されないようにということです。藁にもすがりたい気持ちはわかりますが、「1ヶ月で合格」ということはそうそう無いと思います。百歩譲ってあるとしても、それは多くの条件を満たす人だけで、万人ができるわけではありません。

 あともう一つ。この手の本の読みすぎには注意しましょう。なんか具体的なことが書いてある気もしますが、結局は総論です。実際自分で行動を起こさない限りは何の役にも立ちません。行動が第一です。

公務員試験案内本

 または国家試験案内本です。世の中にはどんな試験が、いつ、どんな風にあるということが分かります。公務員と一言でいっても、警察官も消防官も、裁判所で働く人も、国会図書館で働く人も公務員です。試験科目的に、または日程的に受けられる試験を見つけることができます。

 これらの本では具体的な勉強法を知ることは出来ません。たまに簡単な勉強法が書いてあることはあります。


2.インターネット

 皆さんが見ているこのページもインターネットの一部です。最近では沢山の情報を得ることができるので、今後重要な情報源です。

予備校・出版社のHP

 大抵の予備校・出版社にはHPがあります。直接勉強の役に立つ情報はあまりありませんが、試験日程等の情報は月刊誌よりもタイムリーになります。

 また予備校では、中央官庁の人事課を招いて説明会を行ったりします。説明会参加条件は答練等の受講者ということも多いですが、チェックしておくとよいと思います。

 新刊情報なども載っているので、たまにチェックしておくと良いでしょう。

個人のHP

 まさにこのHP自信がそうです。これを読んでいる方に説明の必要はないかもしれませんが少々。

 試験の数だけHPがあります。国1に受かった人からいろんな人です。そして、それぞれがそれぞれ、色々なページを作っています。参考書案内から、合格体験記などなどです。

 サイトに訪れる人が多い所では、掲示板等コミュニティーが発達していて、誰かの質問に対して適切な解答がなされることが多いです。有用な情報が得られることも多いです。

掲示板サイト

 公務員試験に限定せずに掲示板を運営しているサイトです。大体予想はつくと思います。

 このような所では沢山の情報を得ることができます。しかし、もとよりネットの世界は匿名性がウリですから、間違った情報、受験生を混乱させる意図をもった発言もあります。情報を上手く扱うことができないと、とんだ情報を得てしまうことになります。不安をあおられたりすることもあるでしょう。

 もともとが中立的な場なので、本当に使い方次第です。

公官庁・地方自治体HP

 試験概要等は、当然その官庁のHPにも載ります。中には試験案内をPDFファイルで配布している所もあります(読むにはAcrobat Reader等が必要)。今年の特別区はそうでした。受験誌などで試験を行っていると確認したら、当該官庁で確認しておきましょう。

 近年では試験の解答、合格発表もHP上であります。


3.その他

新聞

 意外な所ですが、国家試験の告知などは新聞の1面に載ります。といっても、1面にでっかく「国家試験開始さる」とか白抜きで出るのではなく、左下ぐらいに小さくです。大抵、受験情報が明らかになってから載るので、気にする必要はありません。

友達

 持つべきものは友人です。大事にしましょう。


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